エコハウス
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■可動式アルミルーバー ■オーニング ■壁面緑化 ■太陽光発電 ■風力発電 ■雨水利用

環境問題・地球温暖化の関連記事はこちら(9/20UP)

省エネルギー住宅のすすめ@

夏の陽射しをさえぎる方法
ここで考える「省エネルギ−住宅」は、「高気密・高断熱住宅」のように建替えが必要だったり、 「家庭用燃料電池」を利用したり「オ−ル電化住宅」のように、ガスか電気のどちらかを 選ばなければいけないような大げさなことではなく、手軽に今の暮らしに取り入れることの 出来る、省エネのアイディアです。
「大げさでない」と言いながら少し大げさな話になりますが、家庭での省エネは環境問題、 特に温暖化問題や、近い将来必ず訪れるエネルギ−枯渇問題に直結します。

2005年、ついに京都議定書が発効しましたが、2012年までに日本は温室効果ガスの排出量 を、現在より14%も削減しなければなりません。政府は森林によるCO2吸収で3.9%を削減し、 省エネ促進による化石燃料の消費抑制などにより、8.5%の削減を考えているようです。 ただ、すでに高水準にある日本の省エネ技術を更にすすめて行くには、大変なコストと努力が 必要になりそうです。
削減目標が達成できない場合、ペナルティ−もあるようですが、たとえペナルティ−は無かった としても、私達の子供の世代の為に「省エネ大国日本」を実現したいと思わなければなりません。

大げさになった話を元に戻します。家庭で出来る簡単な省エネにはどんなものがあるか考えて みましょう。
デン子ちゃんの登場する東京電力のCMでは、エアコンの設定温度を冬は1℃低く、夏は1℃高く すれば約10%の省エネになると言っています。この他にも「冷蔵庫は詰込みすぎない」 「コタツの下にもう一枚マットを敷くと熱が逃げない」「カ−テンを長くすると熱が逃げない」など 色々な省エネ方法を教えてくれています。デン子ちゃんも教えてくれたカ−テンの活用は、 冬だけではなく夏の省エネにも有効です。

温暖化の影響か、最近の夏の暑さは 尋常ではありません。夏の陽射しをいかに遮り、どう夏を過ごすかがこれからの省エネ住宅の 一番の課題ではないでしょうか。

エアコンをつける程ではない日には、窓を開けて風を通しながら、陽の差込む窓はカ−テンを 閉めます。我が家では、以前はカ−テンを閉めると風が通らなくなると考えて、夏は カ−テンは開けていましたが、去年はカ−テンを閉めて陽射しをカットしたおかげで、 部屋の中はかなり涼しく感じられました。
しかし、せっかく効果をあげたカ−テンですが、風通しを悪くする他に、圧迫感を感じたり、 部屋が暗くなってしまう欠点があります。ではブラインドならどうでしょうか。
ブライントなら陽射しを遮りながら、ある程度の眺望を期待することは出来ます。
しかし、従来のブラインドでは、風が吹いた時にはバタバタと音がうるさくて、とても窓は開けて いられません。

そこで、陽射しを遮りながら、通風と眺望を確保し、プライバシ−確保にも役立つ物として、 私が最近注目しているものに、可動式のアルミル−バ−、オーニング、壁面緑化などがあります。
今回は、異常なまでに暑い夏の陽射しを、室内に入れない方法を考えてみたいと思います。

可動式アルミルーバー オーニング 壁面緑化




省エネルギー住宅のすすめA

自然エネルギーを利用する方法
自然エネルギーの必要性
温室効果ガスの増大、エネルギ−の枯渇など地球規模の問題に私たちは直面しています。
子供たちの為に、クリ−ンで無限に存在する太陽エネルギ−などの自然エネルギ−の利用は不可欠です。

二酸化炭素(CO2)削減は何故必要か?
現代人の贅沢な生活は、石油等の化石燃料の大量消費の上に成り立っています。化石燃料の消費に伴い 排出される二酸化炭素に代表される温室効果ガスの増大によって、地球環境は急速に破壊されています。 産業革命以前の空気中の二酸化炭素の濃度は、約280ppmで安定していましたが、2000年には約380 ppmとなり、2100年には1000ppmを超えるとの予想もあります。 気温についても、2100年には平均気温が最大で5.8度上昇し、氷河や永久凍土も溶け出すことで海面が 最大で88cmも高くなり、モルジブなどの美しい島々や海に近い街が沈むと言われています。

では温室効果ガスの増大をどうしたら防げるのでしょうか。
地球環境は太陽からの絶妙の距離や絶妙のバランスで存在する温室効果ガスによって維持されてきました。 本来温室効果ガスは、地球上の生物が生きてゆく環境を維持する為には、無くてはならないものであり、 もし無くなれば地球は極寒の惑星になってしまいます。
温室効果の大半を受け持っているのは水蒸気(H2O)で、単に二酸化炭素の排出量だけを削減したとしても 温暖化は止まらないのですが、二酸化炭素が人為的に排出されるガスの中で現在一番影響を与えている ことや、人間のさまざまな活動を見直すことで二酸化炭素を削減することが可能なことは事実です。

エネルギ−資源の枯渇
二酸化炭素の増加ペ−スに比例して、地球上のエネルギ−は今もどんどん消費され続けています。
このままのペ−スで行くと人類は、石油は35年、天然ガスは55年、ウランでも60年程度で使い果たして しまうと言われています。 そこで各国は、これらの有限のエネルギ−に変わり、消費する時に二酸化炭素を発生しない、クリ−ンで かつ無限に存在する、自然エネルギ−の開発に取り組んでいます。
日本では太陽エネルギ−の利用が盛んですが、欧米では風力エネルギ−の利用が盛んです。

自然エネルギ−の利用
「省エネルギ−住宅のすすめ-@」では、最近の異常に暑い夏の陽射しの侵入を防ぐことによる省エネルギ− 具体的にはエアコンの使用頻度を下げる方法を考えてみましたが、ここではもっと積極的に自然エネルギ− を利用する方法を考えていきます。
日本家屋は従来、軒の出を大きくすることや、庭に落葉樹を植えること、障子の開け閉めなどによって 夏は熱せられた陽射しを遮断し、そよ風を取込み、反対に 冬は暖かい陽射しを取込んで、木枯らしを遮断して来ました。
これだけでも現代にも通用する立派な省エネルギ−住宅ですが、迷惑な存在だった「夏の陽射し」や「冬の 木枯らし」も利用して、電気エネルギ−に変えてしまうのが 「太陽光発電」「風力発電」です。

太陽光発電 風力発電 雨水利用






■■設計工房アクトデザイン一級建築士事務所は、東京都の世田谷区・練馬区・杉並区・狛江市・調布市・三鷹市・武蔵野市・府中市・町田市、横浜市の都筑区・青葉区、川崎市を中心に、
ローコストなエコハウス・デザイン住宅・共同住宅を主にコンクリート打ち放しで設計している世田谷区千歳烏山の一級建築設計事務所です。
*コンクリート打ち放しのデザイン住宅・賃貸併用デザイン住宅・アパート・マンションの設計・監理 *住宅・アパート・マンションのリフォーム工事の設計・監理 ■