若いご夫婦のために 世田谷の住宅地に計画した、狭小住宅。
厳しい予算の関係からA・B案は混構造として基礎にかかるコストの 軽減を図り、RC造で計画したC案では、3Fの床の半分を吹き抜けにし、 増築可能部分を残すことで、竣工時のコストをおさえました。
◆ 世田谷 small HOUSE A案
建築地:
東京都世田谷区
構造:
混構造
建築面積:
37.41u
延床面積:
94.8u
1F 平面図
2F 平面図
A案では外から目に付きやすい
1FのRC造部を打ち放し仕上げと
しているので、
RC造の重量感・高級感を残しつつ
2,3Fを軽量化できるので、
地盤改良費が減少してコスト軽減に
つながります。
但し、1Fは内断熱となるので、
室内は天井のみが
コンクリート打ち放し仕上げです。
3F 平面図
◆ 世田谷 small HOUSE B案
建築地:
東京都世田谷区
構造:
混構造
建築面積:
35.77u
延床面積:
89.32u
1F 平面図
2F 平面図
南西の上部を吹き抜けにして、
陽射しを取り込みます。
すべての案の中で、採光や通風の観点からみると最も LDKの環境が良いと言えるでしょう。
玄関と階段の間に坪庭風の
外部スペースを設けています。
3Fの外部スペースとの視覚的 なつながりを
持たせようともしています。
どうしても陽当たりが悪くなる1Fに
主寝室と浴室等の水廻り配置。
3Fをフリースペースとして
将来的に子供室にすることができます。
3F 平面図
◆ 世田谷 small HOUSE C案
建築地:
東京都世田谷区
構造:
鉄筋コンクリート造
建築面積:
35.77u
延床面積:
80.75u
1F 平面図
2F 平面図
LDKが2Fなので、道路側に外階段を設け
玄関を2Fに配置しています。
吹き抜けを大きくすることで、3Fの 床面積を
減らして建設時のコストを抑えています。
吹き抜け部には将来的に床を造って、
部屋を 広げることも可能です。
屋根を曲線にすることで
外観だけでなく内観にも変化をつけています。
3F 平面図
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