◆ 平成の洋館
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施主の要望は、明治・大正・昭和初期の日本の洋館を現代の技術を取り入れながら再現することです。 外壁の特注スクラッチタイルや室廻り腰壁の御影石は、当時洋館によく使用された材料ですが、 アーチ等は使用せず、デザインが派手にならないよう心掛けました。 木製の建具や内部造作材全て無垢材を使用しているのも本物志向の施主の希望です。 |
道路側外観 外壁は特注スクラッチタイル張り。窓周り、軒下見切り、腰壁は御影石、屋根はカラーステンレス菱葺き。 |
ロートアイアン門扉(オリジナル) ロートアイアンは当時(明治・大正・昭和初期)の洋館では多く用いられました。 |
ナラ無垢材を使用したオリジナル玄関扉。 |
玄関ホール 壁は手斧粗削り(ナラ無垢)、天井は松合板(もく出し)市松張り、玄関床は御影石。 |
明治・大正期の洋館のデザインを参考にした親柱。
階段は段板、側板、手摺全てナラ無垢。 腰壁は松合板(せいざい)目透し張り。 ホール床はナラ無垢フローリング(ヘリンボーン柄)。 |
リビング カウンター収納、化粧梁にも楢材を使用。 |
リビング 4枚扉を開くとダイニング、親子扉はホールに続いています。 |
ダイニングからキッチンを見る 天井は米松合板(まるのこめ)目透かし張りの勾配天井。 |
2階ホール |
浴室 : 総御影石張り |
和室の造作材は秋田赤杉の無垢材を使用。 床框、脇床の前地板、天板等はケヤキ無垢を使用。 |
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