設計工房   アクトデザイン
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◆ 出窓
出窓は通常の窓と同様に、光と風を室内に取り入れますが、
ガラス面(窓面)を外側に出っ張らすことによって 室内空間を実際に広くするだけでなく
視界をより広げる効果があります。
我が家(ACT-1)での実例のようにコーナー出窓にした場合は、その効果は格段に大きくなります。
出窓の地板(カウンター部分)に鉢植えや人形などを飾ることもでき, 我が家のダイニングとリビングの出窓は愛猫たちにとって特別のお気に入りの場所になっています。
また、出窓は一定の条件(*下に説明あり)を満たせば、床面積に算入させなくてもよいので、
土地に余裕のない都市部に建てる狭小住宅においては、
少しでも部屋を広く感じさせるための 重要なアイテムの一つです。

石神井台の家

(練馬区)
木造在来工法
連続出窓 金属ブレース現し
リビングダイニングスペース前のすべてを出窓にしています。
金属ブレースと併用させたことで出窓の効果を最大限に発揮させています。


ACT‐1

(世田谷区)
鉄筋コンクリート壁式構造
コーナー出窓


Wウォールの家

(横浜市)
鉄筋コンクリート壁式構造
ガラスブロック出窓

金森の家

(町田市)
木造在来工法
コーナー出窓 筋交い現し


*出窓を床面積に算入しなくてよい条件とは・・・
どんな出窓でも床面積に算入しなくていいわけではありません。
出窓を床面積に算入しなくてよい条件は、
出窓とは窓が外壁線より室外側に飛び出して設置された窓のことを言いますが、
@ 外壁線から屋外側に飛び出す出窓の床となるカウンター状の部分の高さを部屋の床より30p以上とする。
A 外壁線から出窓の先端までの距離を50p以下とする。
B 外壁線から屋外側に飛び出したすべての部分(見付面積)の1/2以上を窓(開放部)とする。
以上3つの条件を満たす必要があります。
このほかにも
・出窓の下に地袋などの物入れ(収納)を作らない。
・出窓の屋根と建物本体の屋根を一体化させない。
・出窓部分の天井と出窓のある部屋の天井を同じにしない。
などの条件があります。

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住宅・共同住宅(マンション)のリフォーム設計、賃貸併用デザイン住宅の設計・監理を行う東京都世田谷区千歳烏山の建築設計事務所です ■